社会人・学生向けの夜間クリエイティブスクール。原宿の東京デザイン専門学校が運営。

浅井 花怜さん (グラフィックデザイン1年コース)

グラフィックデザイン1年コース 修了

コピーライター

㈱日本デザインセンター

浅井 花怜さん

早稲田大学に通いながら並行してキャリアコースをダブルスクールで受講。

受講中に新卒での就職活動をスタートさせ、株式会社日本デザインセンター(本社:東京都中央区銀座)にコピーライターとして採用が決定。

2017年4月から同社において新社会人としての生活がスタートしました。

 

【アシスタントとして日々勉強中】

入社後に配属された現在の部署では、自動車のカタログをメインとして、美術館関連のポスターやリーフレットグッズ、飲料品のPR企画など幅広い案件を手がけています。

 

4月に入社してから3ヶ月ほどが経ち、現在はアシスタントとして、進行中の案件のコピーや企画を考えたりしています。

最初の1年間は先輩のコピーライターがマンツーマンで指導してくれるのですが、基本的に、「コピーの書き方」というようなマニュアル的な指導はありません。考えてきたキャッチコピーを選んでもらったり、書き直すためのアドバイスを頂いたり。長めの文章だと、日本語の言い回しや言葉同士の組み合わせなどで指摘して頂くことも多くあります。

 

入社前はいろいろ想像していたんです。コピーライティングのマニュアルがあるのかな、とか、「良いコピーとは」というようなレクチャーや演習等がなにかとあるんじゃないか、とか。でも入ってみたら、OJTのように実際の業務を通じて覚える、自分で考えて、探していく、という学び方でした。

 

【初仕事の成果を見て思わず・・・】

見習いではありますがお仕事に関わらせていただいており、4月に取り組んだ案件が7月上旬にかたちになりました。美術館のDMとポスターでしたが、完成品を見た瞬間、もう「おおっ!」って感じで(笑)

やっぱりかたちに残る仕事って良いな、きっとこの瞬間が醍醐味なんだろうな、と思いました。

 

【大学生活との両立について】

キャリアコースの受講期間は大学3年生の10月から4年生の9月まででしたが、1,2年生のときに単位をある程度取っていたので、ダブルスクールでも両立はそれほど大変ではありませんでした。さすがに大学のテスト前は大変でしたが……。

 

【授業から得た「考える」ことの大切さ】

キャリアコースの授業は、与えられた課題に対して自分なりにアプローチの方法を発見するような、「考える」プロセスが多かった。それが今、すごく役立っていると思います。「考える」ことの楽しさを見つけられたのも授業のおかげです。

「こういう考えがあって、ターゲット層はこうだから、女性に受けるデザインは何でしょう、例えば植物モチーフとか、植物と言えばこういう素材があります、ではこれらの素材を使ってデザインしてみてください……」という感じの、型にはめるような授業だったら、得られなかったことだと思います。

テンプレどおりに作るのではなく、もっと自由度が高いものだったので、自分でプランを立てて、先生に聞いて、“いいね”と言ってもらえたときの喜びがとても大きかったです。

 

学外からゲスト講師を招く「特別講義」でコピーライターの方を招いた回がありましたが、あの授業はとても印象的でした。実は今の職種を選んだきっかけの一つにもなっているんです。

東京デザイン専門学校 グラフィック コピーライター講義

コピーライターを招いた授業の様子

 

 【制作過程を辿るポートフォリオ】

――デザイン系企業への就職活動では、応募先企業へポートフォリオ(自己作品集)を提出することも多い。浅井さんのポートフォリオには作品の画像やコンセプトの他に、そのデザインへ至る経緯や没案も含めたラフコンテも多く盛り込まれている。――

 

ポートフォリオを作るにあたり、完成作品をただ載せるだけでなく、各作品の「制作過程」の説明をしたいと思いました。定着部分だけをパラパラと見てもらうよりも、「どんな課題で、どんな考え方があって、どんなアイデアがあって、何を捨てて、何を選んで」完成させたのか、その思考過程を辿っていただきたかった。図案を考えるだけがデザイナーの仕事だと思わなかったからです。テキストや素材だけを与えられて、はい作ります、ということはしたくなくて、企画やコンセプトをはじめ、ひとつのものができるまでの様々なプロセスに携わりたかったんです。その結果、私のポートフォリオは文字量が増えてしまいましたが……。

 

東京デザイン専門学校 グラフィック OG インタビュー

そのポートフォリオを手に

実は、完成作品を大きく載せたポートフォリオ第2版も作ったんです。ポートフォリオを郵送で提出する場合は、じっくり読んでもらえるだろうと思って文字量の多い第1版を送り、面接時に第2版やA3で出力した作品を持参していました。でも第2版は完成時期が遅かったので、結局あまり使わずじまいになってしまったんですけど。

 

 

【学生とは違う社会人1年目の生活】

学生時代は不規則な生活パターンが日常的だったので、社会人になって生活リズムが安定したことにむしろ違和感を覚えました(笑)。

新人として大切な仕事のひとつに電話対応がありますが、あれはやはり緊張します……。最初は電話に出ること自体に苦手意識があったし、怖かったんです。でもまだまだ会社に学ばせていただいている身でもありますし、少しでも役立つよう頑張らなくてはと思い、今は積極的に電話を取るようにしています。その他にも、尊敬語や謙譲語の使い方等は気を遣いますね。

 

【双方向に喜びを与えられるような仕事を】

何年間か経験を積んだら、いつか、地方の芸術祭や町おこし、地産品のパッケージやPRのお仕事に関わりたいです。人々がまだ知らない魅力を見つけ出して言葉にして発信していけたら。クライアントと受け手の双方に喜んでいただければ、制作者としてそれ以上の喜びはないのでは、と思っています。今はまだ勉強をはじめたばかりですが、日々の仕事を通じて力を蓄えていきたいです。

グラフィックデザイン1年コース

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