社会人・学生向けのクリエイティブスクール。原宿の東京デザイン専門学校が運営。

中川 馨美さん (グラフィックデザイン1年コース)

東京デザイン専門学校 夜間社会人中川馨美さん
グラフィックデザイン1年コース 修了

広告代理店デザイナー

中川 馨美さん

『本当にやりたいこと』を自問自答して

キャリアコースの受講を始めたのは、大学を卒業したその翌月からです。
大学では法律や政治、メディア論などを学んでいて、就職活動も周りの学生の大半が目指すような企業を目標に取り組んでいたんです。だけど自分の中で、どうも気持ち的にしっくりこなくて。そんな自分の気持ちと現実の折り合いを「とりあえず就職」という形でつけられないまま、大学を卒業しました。

そんな状況ではありましたが、卒業旅行で沖縄に行きまして(笑)。滞在中に将来についてじっくり考えていたら、自分はモノを形にしたり組み立てたりすることが好きなことに改めて気付き、そこで初めてクリエイティブの分野に眼を向けました。メディア論を学んでいたので、その方面への興味があったことも背景にあったとは思います。

学校の雰囲気が良く受講を決めました

でもIllustratorやPhotoshopのノウハウもポートフォリオも当然ありません。この状況では就活自体できないので、専門知識を学べる学校をいくつかリサーチしました。

その中でキャリアコースは、見学に行ったときの雰囲気がとても親しみやすく好印象だったこともあり、受講を決めました。そのための費用は自分で稼ぐつもりでした。親には大学の学費を出してもらったので、それ以上負担をかけたくなかったんです。でも受講すること自体は応援してくれました。

多彩な課題の思い出

初心者対象のコースなので、全てにおいて基礎を万遍なく学べたことがとても役に経ちましたね。授業で教わった中で役に立たなかったことは、ひとつも無かったと思います。

課題の中で難易度が高くて苦手だと感じたのは、ロゴマークの制作かな。完成品を見て良し悪しを判断することはできても、自分がゼロから作り上げるにはセンスがまだ欠けていたと思います。デザインをひたすら突き詰めていった先が着地点ですから、大変だと感じました。

修了直前に就職活動開始~広告代理店へ

就職活動は受講期間終了1ヶ月前の2月ごろから本格的に始めました。チェックした企業は30社程度ですが、実際に接触したのはその中の数社でした。その年の6月には、現在の職場である広告代理店での採用が決まりました。

勤務先は総合広告代理店なので幅広い業種が対象ですが、私はホテルや百貨店・フィットネスクラブのクライアント様を担当しています。手掛けているのはポスターをはじめとする紙媒体です。

受講を検討する方々へのアドバイス

キャリアコースには、クリエーターを志す人に必要な学ぶことの基礎が揃っています。受講してから先は、自分なりのプラスアルファの努力・行動力次第だと思いますが、自分の夢や希望に向けて頑張ってほしいですね!

グラフィックデザイン1年コース

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