社会人・学生向けのクリエイティブスクール。原宿の東京デザイン専門学校が運営。

渡邊晃子さん (グラフィックデザイン1年コース)

東京デザイン専門学校 夜間社会人渡邊晃子さん
グラフィックデザイン1年コース 修了

グラフィックデザイナー

渡邊晃子さん

キャリアコース受講までの経緯

地元は福岡でしたがデザインの学校の多さと就職活動のことも考えれば、やっぱり東京に出ていくべきかなと。それでネットで探したりして東京デザイン専門学校のキャリアコースと他にもう1校、候補を絞り込みました。ただ、そこの夜間は2年間のコースだったんです。その期間が自分にはちょっと長過ぎたので、1年間のキャリアコースを選びました。

 

転職までのプロセス

コース修了後、1ヵ月ほどかけてポートフォリオを完成させてから転職活動をスタートさせました。アルバイトや授業で多忙なため、受講期間中の就活は厳しかったんです。

求人をチェックし、4社へ応募書類を送りました。そのうち2社で選考が通り、1社で採用していただきました。就活期間は実質3ヶ月間ほどでしたね。

会社を選ぶ際のポイントですか?紙媒体の制作に就きたかったので、事業内容にそれが含まれていることを前提に、1.大きな企業のデザイン部署 2.デザイン制作会社――のいずれかで求人を探しました。情報収集では、マイナビを良く利用しました。

実は会社側は当初、実務経験者の採用を考えていたようです。ではなぜ未経験の私を採用してくれたかというと、ポートフォリオの作品を見て『スキルは経験者と大差ない、遜色ない』と思ってもらえたことと、20代半ばという年齢面から『伸びしろがある』と思ってもらえたことが理由だったようです。

 

仕事内容など

会社の事業内容は飲食物などの商品パッケージ制作がメインですが、私の担当は主に、商品PR用のフリーペーパー制作です。企画はクライアント企業さんが考え、実制作を私と他の社員で協力して行っています。他にもいろいろとお仕事をやらせていただいています。

勤務体制はフレックスタイム制で、9時~18時勤務、11時~20時勤務など、各自が自分の働きやすいシフトを選んで勤務しています。私は10時30分~19時ぐらいのシフトですね。デザイン制作会社と聞くと「勤務時間がすごく長いんじゃないか」「残業がほぼ毎日、夜遅くまであるんじゃないか」というイメージをなんとなく持つ人もいると思いますが、この職場ではそんなことはありませんね。土日も普通に休みをいただけますし。とてもありがたい環境です。

 

受講を振り返って

Photoshopは多少経験があったものの、Illustratorは全く知らないような状態で受講がスタートしましたが、1年間授業を終えていろいろと使えるようになり、今も仕事でとても役立っています。

課題では特に、外部の方々とのコラボ企画が印象深かったです。実際にクライアントから出されたテーマに取り組む「企業課題」や、撮影用のスタジオでプロのカメラマンの方々と一緒に、広告用の写真撮影を行う実習授業とかですね。

通常課題なら自分の好きなようにやれますが、コラボでの作業はそうはいきません。相手側とのすり合わせ作業も必要なので、そういう意味では今の仕事と感覚は近いですね。とにかく、実際に仕事の現場に身を置いているようなライブ感は、得難い経験でした。

 

受講生へのアドバイスなど

経験から言うと、ポートフォリオは死ぬ気で(笑)作り込んだ方が良いですね。私はそれを通じて制作スキルを高く評価していただき、採用につながりましたから。あと、就職活動の際は「自分は何をしたいのか」、これをよく考えるべきだと思います。

グラフィックデザイン1年コース

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